酔雲庵


国定忠次外伝・嗚呼美女六斬(ああびじょむざん)

井野酔雲

創作ノート







岩鼻陣屋



  • 1793年2月、岩鼻に陣屋を創設開始。6月に完成、7月より執務開始。
    代官は吉川栄左衛門と近藤和四郎が就任。吉川の手付は山県奥七、手代は平野周次。
    支配領域は群馬、甘楽、勢多、利根、山田、新田、佐位、緑野の八郡内の村々併せて5万8700石余。
  • 1810年12月28日、吉岡治郎右衛門、代官となる。
  • 1811年4月10日、吉岡栄左衛門、代官に再任。1813年頃より、足尾銅山支配。
  • 1821年1月28日、川崎平右衛門、代官となる。
  • 1823年11月28日、山本大膳、代官となる。
  • 1842年7月28日、関保右衛門、代官となる。
  • 1842年11月28日、林部善太左衛門、代官となる。
  • 1855年4月29日、設楽八三郎、代官となる。





関東取締出役(通称八州廻り)



  • 1805年6月に設置される。
    関東取締出役は四手代官(品川、板橋、大宮、藤沢)の手付・手代の中から二人づつ計8人が選ばれて就任し、二人一組になって関八州の直轄領は勿論、大名領、旗本領にも踏み込んで、無宿者や悪党どもを探索、捕縛する事となる。
    この時、任命されたのは代官早川八郎左衛門の手代斎藤弥右衛門、同大橋勇右衛門、代官榊原小兵衛の手代右川安右衛門、同早川市左衛門、代官山口鉄五郎の手代馬利円次、同桑原庄八郎、代官吉川栄左衛門の手付佐々木豊次郎。始めは7人で発足した。
  • 1827年の関東取締出役
          上野、武蔵‥‥‥吉田左五郎、河野啓助、太田平助、脇谷武左衛門(すぐに小池宰助と交代)
          上総、下総‥‥‥武藤佐左衛門、森東平、松村小五郎
          下野    ‥‥‥下山逢七
          江戸待機 ‥‥‥田地門五郎、堀江与四郎
  • 1841年5月、幕府の天保の改革によって、各代官の手付、手代の中から選ばれた臨時取締出役26名が加えられて強化される。
  • 1843年、水野忠邦、国定忠治の捕縛を厳命する。
  • 1849年の関東取締出役
          上野、武蔵、相模‥‥‥中山誠一郎、斎藤畝四郎、安原○作、松田健蔵
          常陸、下野    ‥‥‥吉岡静助、太田源助
          上総、下総、安房‥‥‥渡辺園十郎、大熊左助、河谷一平
          ・臨時取締出役14名が補佐した。





物価



・1798年 1両で米9斗6升。 麦2石1斗。
・1799年 1両で米8斗9升。 大豆1石2斗。
・1780年 1両で米8斗。 麦1石8斗。 大豆1石3斗。
・1805年 1両で米1石2斗。 麦2石8斗。 大豆1石2斗。
・1806年 1両で米1石2斗。 麦3石2斗。 大豆1石。小豆1石2斗。
・1836年8月7日 1両で米4斗2升。 大麦8斗5升。
・1836年8月12日 1両で米3斗8升。 大麦6斗5升。
・1836年10月 1両で米2斗5升。 大麦6斗。小麦4斗5升。
・1837年4月 1両で米2斗1升。 大麦4斗3升。小麦3斗7升。 大豆5斗。 糠・稗9斗。
・1866年 1両で米1斗2升。 大麦3斗4升。小麦3斗。 大豆3斗2升。
・1867年 1両で米1斗。 大麦1斗9升。小麦1斗6升。 大豆1斗9升。

・1791年‥‥‥うなぎの蒲焼き小串1本8文。二八蕎麦28文。うどん、しるこ、雑煮餅1杯15文

・1両は銭6貫文。
・1両=4分=16朱。金1両=銀60匁。1両小判、1分金、2朱金、1朱金。





◇絹市場‥‥‥ 白井、渋川、総社、前橋、高崎、吉井、大胡、伊勢崎、柴、境、大間々、桐生、藤岡、鬼石、室田、上里見、富岡、七日市、下仁田、三の倉。



◇尚歯会‥‥‥

三河田原藩家老渡辺華山(1793−1841)、町医師高野長英(1804−50)、岸和田藩医小関三英、(蛮学社中)、勘定吟味役川路聖言莫(1801−68)、代官江川太郎左衛門英龍(1801−55)、同羽倉外記、伊賀者内田弥太郎、薩摩藩小林専次郎、下総古河藩家老鷹見忠常(泉石)、松江藩望月兎毛、増上寺代官奥村喜三郎、農政学者佐藤信淵(1769−1850)ら。



◇御陰参り(抜け参り)‥‥‥ 1830年3月から閏3月にかけて全国的に広まる。秋には静まる。前年の1829年は豊作だった。





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