酔雲庵


草津温泉膝栗毛・冗談しっこなし

井野酔雲






解けた謎




 中善(なかぜん)を出た月麿は真っすぐ、通りを挟んだ山十(やまじゅう)に行って、相模屋がまだいるかどうかを聞いた。

 山十の番頭は、相模屋は連れの河内屋と一緒に今朝早く、白根山に登ったと答えた。戻って来るんだろうなとしつこく聞くと、お金を預かっているので、必ず戻って来ると言い切った。月麿は安心して、一九がもう帰っているかもしれないと土砂降りの中、湯安(ゆやす)に向かった。

 誰もいないだろうと三階の(つぼ)に行くと津の国屋たちが帰っていた。湯から上がったばかりとみえて、汗を拭きながら団扇(うちわ)をあおいでいる。豊吉と麻吉も一緒で、洗い髪に長襦袢(ながじゅばん)姿でくつろいでいた。

「月麿先生、その面じゃ、まだ、夢吉と会えねえらしいな」と津の国屋が笑った。

「まったく、参ったぜ。とんだ酒盛りになっちまった。滝を眺めながらいい気で飲んでたら、突然の大雨だ。慌てて帰って来たら、こっちは今、降って来たばかりだって言うじゃアねえか。どうやら、雨雲と一緒に帰って来たようだ」

「お(ぐし)が台なしになっちゃったわ。これじゃア、お座敷に出られやしない」

 豊吉と麻吉が髪の心配をしていると、

「いいじゃアねえか。おめえたちはお糸と違って、まだ桐屋に雇われちゃアいねえんだ。座敷に出る事もあるめえ。おめえたちの花代は俺がちゃんと払ってやるよ」と津の国屋が太っ腹な所を見せる。

「さすが、旦那、ほんと、いいとこで出会ったわ。もし、旦那に会わなけりゃ、わたいら、もう干乾(ひぼ)しになってたわ。草津に連れて来た御本人の夢吉ねえさんはどっかに消えちゃうし、桐屋にいる梅吉ねえさんはもう少し待っててって言うばかりで、ちっとも(らち)があかないんだから」

「なに、俺だって、いい連れができたと思ってんだ。気にするねえ。ところで、月麿、例の仕事の件はどうなってんだ」

「例の仕事?」

 壷の入口にぼうっと立って話を聞いていた月麿は、きょとんとした顔をして津の国屋を見た。

「忘れてもらっちゃア困るな。ほれ、例のわ(じるし)(春本)だよ。ちゃんといいのを()いてくれよ」

「わかってますよ、旦那。夢吉が見つかりゃア、もう、さっさっさと片付けまさア」

 月麿は津の国屋から逃げるように壷に入ると隅の方に行って腰を下ろした。

「ねえ、月麿さん、ほんとにわ印を描くの」

 豊吉が興味深そうに聞くと、

「そうさ。歌麿師匠に負けねえ素晴らしい奴を描くそうだ」と津の国屋がニヤニヤしながら答えた。

「わあ、凄い。わたい、いつも思ってたんだけど、ああいう絵ってほんとに見て描くの」

 豊吉だけでなく、津の国屋も麻吉も都八(とっぱち)も興味深そうな顔をして月麿を見ていた。

「そりゃア、見て描く時もあるさ。師匠くれえになると吉原の花魁(おいらん)たちも自分から進んで裸になってくれたが、売れねえ絵師(えし)はそうはいかねえ。安女郎(やすじょろう)かてめえの(かかあ)を裸にして、後は師匠のわ印を手本にして描くのさ」

「へえ、やっぱり、歌麿師匠は花魁を見ながら描いてたんだ」

 豊吉は納得顔で、津の国屋とうなづきあう。

「全部が全部、見たってわけじゃねえ。師匠ほどの腕がありゃア、何も見ねえたって描けるんだ」

「そうだろうねえ。あれだけ名人なんだもんね。女の体なんて隅から隅まで知ってんだね、きっと。ねえ、月麿先生、わたいを描いてくれない。わたいももう若くないしさ、今のうちに絵に描いてもらって残しときたいのよ。わたいと旦那が一緒のとこをさ、ねえ、旦那、いいでしょ」

「おう、そいつは面白え趣向(しゅこう)だ」と津の国屋は乗り気になる。

「歌麿師匠が描いたわ印に京伝(きょうでん)先生や唐来参和(とうらいさんな)先生が出てたのがあったっけ。なあ、月麿、その趣向で行こうぜ。俺と豊吉だけでなく、一九先生に麻吉、都八とおかよ、藤次とお糸、ついでにおめえと夢吉も描いたらいい。よし決まった。そいつで行こう」

「そいつは面白えや。おかよとのいい思い出にならア」と都八も手を叩いて喜んだ。

「旦那たちはいいけど、俺と夢吉はどうも‥‥‥」と月麿は煮え切らない。

「なに言ってんでえ。おめえが草津に来られたのは誰のお陰なんだ」

「そいつは勿論、旦那のお陰で」

「それなら話は決まった。さっそく、始めてくれ」

「わたいが一番よ」と豊吉がさっさとしごき帯を解いて、長襦袢を脱ぎ捨てた。

 絵に描いてくれと言うだけあって、磨き抜かれた白い肌に形のいい乳房が現れた。

 おおっと都八は目を見張る。

「ねえ、どんな風にするの。やっぱり、寝た方がいいの」

「寝る前に湯文字(ゆもじ)も取った方がいいんじゃアねえのか」と都八がすけべ面をして言う。

「やだ、そんな。ねえ、旦那も脱いでよ」

「そうだな。まず、『豊吉伊兵衛湯上がりの場』でも描いてもらうか」

 浴衣(ゆかた)を脱ごうとする津の国屋を、

「ちょっと待ってくれ、旦那」と月麿が慌てて止める。

「今は絵に本腰を入れられねえんだ。まず、夢吉を捜してからじゃねえと」

「まったくしょうがねえ野郎だなア。せっかく、豊吉がやる気になってるのに。あの謎はまだ解けねえのか」

 月麿はうなだれた。

「なんだ、つまんない」と豊吉はまた長襦袢を羽織った。

 月麿は夢吉の手紙と薬師堂で写した龍山(りゅうざん)の歌を出して、みんなに見せた。

「わざわざ、(かみ)の句と(しも)の句をバラバラにしたってえ事は下の句にも意味があるって事なんですよ。夢吉の歌は順番もバラバラなんで、これを本物と同じように並べ変えてみると、こうなるんです」と言いながら月麿は自分で並べ変えた歌を見せた。



五月雨

もしらぬ草木あまたに(しげり)あひて
       らねに今朝は雪そ降りける

海辺夏月

らさめのすきたつ山のみねこえて
       すかに名のるほととぎすかな

山路新樹

まおろし磯辺の松に吹たちて
       れてほたるの色にみゆらん

契後隠恋

もはなをかさなる山のをちこちも
       きかふ袖もまれのたひ人

郭公幽

けりあふ草のむらむらをく露や
       そふ水あらばいなんとぞ思ふ

馴増恋

らさりき露の情になれし葉の
       るゝに袖のぬれんものとは

夏草夕露

にしえにちきりをきにし(ねや)の戸も
       ねはしり火に心やけをり

旅行友稀

くからぬ人にそひねのきぬぎぬは
       けやらぬ夜の人のつれなさ

別後恋

みわけて木曽路の山のけはしきに
       にけん秋を知る人ぞなき

寄湯祝

するなよこの谷かけの出湯(いでゆ)こそ
       へも老せぬくすり成けり



「『なむやくししうにしむ(南無薬師十二神)』の『なむやくしし』までは並ぶんだけど、後の『うにしむ』がねえんですよ。『うきはたたちきりおきにし閨の戸を』が、『いにしえにちきりおきにし閨の戸も』になってるんです。次の『にくからぬ』は夢吉のにもちゃんとあります。でも、次の『しなのなる木曽路の山のけわしきに』が、『ふみわけて木曽路の山のけわしきに』になっていて、最後の『むすふてふこの谷かけの出湯こそ』が、『忘るなよこの谷かけの出湯こそ』になってんです。それを頭から読むと、『なむやくししいにふわ』ってなるんです」

「それがどうした」と津の国屋がそっけなく言う。

「それじゃア文にならねえんです。そこで、その順番で下の句の頭を読むと、『しかくゆさなむあへむ』ってなるんです」

「なんだと、四角がどうしたと」

「しかくゆさなむあへむ」

「なんでえ、そりゃア」

「多分、四角い湯で、『さなむあへむ』なんですよ」

「だから、その『さなむあへむ』って何だってえんだよ」

「さっぱりわかりません」

「まったく、結局、謎は解けねえんじゃねえか。情けねえ」

「旦那、そんな事言ったって、こいつは難しすぎらア。夢吉の奴、よくこんな謎が作れたもんだ、まったく」

「相模屋と一緒になってから、暇でやる事もねえ。そこで、こんな謎ばかり作ってたんじゃアねえのか」

「もう、俺はお手上げだ。畜生、どこにいやがるんだよお。なあ、おめえたち、本当に夢吉がどこにいるのか知らねえのか」

 月麿は矛先(ほこさき)を豊吉と麻吉に向けた。

「そんなの知らないわよ。知ってたら、こんなに心配するわけないじゃない」

「おめえらが心配(しんぺえ)してるようには見えねえぜ。夢吉が行方知れずだってえのに、物見遊山(ものみゆさん)で遊んでばかりいやがる」

「そんな、ちゃんと心配してるわよ。ただ、月麿さんにこんな手紙を渡すんだから、無事だって事なんでしょ。どこに隠れてるのか知らないけど」

「おい、月麿、こいつは使えるぞ」と津の国屋が、龍山の歌を見ながら言った。

「旦那、謎が解けたんですかい」と月麿が目を輝かせた。

「そうじゃねえ。この歌の前にある題辞(でえじ)だ。十個ある。それに、この堯恵(ぎょうえ)の歌を二つを足せば丁度、十二だ。これをそっくり、わ印に使えばいい。この題辞に合わせて十二(めえ)の絵を描きゃアいいんだ。どうだ、面白えだろ」

「はいはい、そう致しましょう」

 月麿は津の国屋から龍山の歌を写した紙切れを奪い取り、

「もう誰にも頼まねえ。俺の力で謎を解いて、夢吉を捜し出してやる」と部屋の隅に行って、皆に背を向けた。

 一九が帰って来たのは、それから半時(はんとき)(一時間)程、経ってからだった。津の国屋と藤次が囲碁をやっていて、豊吉と麻吉は髪を結い直して三味線の稽古をしていた。月麿は部屋の隅に寝そべって、謎解きに取り組んでいる。都八はおかよに会いにどこかに行ったらしかった。

「いやア、疲れた、疲れた」と一九が部屋に入って来ると皆、一斉にお帰りと迎えた。

 みんなが、義仲伝説の村はどうだったと聞いて来たが、一九はまず、湯に入らせてくれ、話はその後だと着替えを持って内湯に出掛けた。

「そういやア、まだ、ここの内湯に入ってなかったな。ひとっ風呂浴びて来るか」と月麿は一九の後を追った。

「あの野郎、誰の力も借りねえって言いながら、結局、先生の知恵を借りに行ったぜ」

 津の国屋が笑うとみんなも大笑い。

「それにしても、あの手紙、本当に謎なんて隠してあるのかしら」と麻吉が首をかしげる。

「なんだか、わちき、本当に心配になって来ちゃった」

「そうよねえ」と豊吉も心配顔をして津の国屋を見る。

「なあに、心配する事アねえ。深川で鳴らした夢吉ねえさんだ。そのうち、ケロっとした顔で現れるさ」

「そうよねえ。でも、どうして、あんなに月麿さんを困らせるのかしら。よくわからないわ」

「夢吉から見りゃア、自分を追って来た二人の男、どっちにも会うわけにゃアいかねえんだろうな。月麿と会えば相模屋が怒るし、相模屋と会えば月麿が怒る。どっちと会ったにしろ、喧嘩になって、揚げ句には血を見るかもしれねえ。それで隠れちまったんだろう。相模屋が諦めて帰ってくれりゃアいいが、奴も追って来たからには、そう簡単には諦めねえだろう。夢吉もこのままじゃ、桐屋で仕事もできねえな」

「それじゃア、月麿さんがあの謎を解いても、ねえさんは現れないの」

「かもしれねえ。また、難しい謎の手紙をよこすかもしれねえな。こんな事をしてたら、奴は仕事にならねえ。困った事だ」

 湯から上がって来ると一九は夢吉の手紙を見ながらも、入山(いりやま)村の話をみんなに聞かせた。

 月麿はイライラしながら、一九の話が一段落するのを待ち、今まで自分が試した事を詳しく説明した。

「ほう、成程、順番を変えてみたが駄目だったか。ふむ、確かに、こいつは上の句だけじゃねえ。下の句にも何か意味があるはずだな」

 ああでもない、こうでもないと一九はやがて、謎解きに熱中して行った。津の国屋と藤次は囲碁を始め、豊吉と麻吉は都八から教わった一中節のお(さら)いを始めた。

 ♪()うたその夜の嬉しさは
         笑いに変わる飛鳥川
     袖は涙の淵となり瀬となる紋のひずみさえ
            心にかかるきぬぎぬと顔見ぬうちの物思い〜

 都八が帰って来て、一九が歌を並べ変えているのを覗き込んだ。

「へえ、さすが、先生だ」

「うるせえ、黙ってろ」と月麿が都八を睨む。

「やっぱり、おめえの頭じゃア無理か」

「やかましいってえんだよ」

 都八は一九から離れて、囲碁をしている津の国屋のもとに行った。

「おかよちゃんは忙しいのか」と津の国屋が石を置きながら聞いた。

「ええ。さっき、山からの帰りに一緒になった信州から来た番頭がいたでしょ。あの番頭の主人で山崎屋ってえのが、まだ、着かねえって騒いでますよ」

「そう言やア、後から旦那が若え(めかけ)と一緒に来るとか言ってたな」

「それがね、変わった旦那らしいですよ。以前、草津に来た時、峠越えで護摩(ごま)(はい)だか、山賊(さんぞく)だかに身ぐるみを剥がされたらしいんですよ。それに懲りて、それ以来、草津に来る時は汚え乞食(こじき)のなりで来るんだそうです」

「ほう、変わった奴だな。その妾ってえのも乞食のなりなのか」

「らしいです。かなりの別嬪(べっぴん)らしいんだけど顔に墨を塗りたくって、襤褸(ぼろ)をまとって来るようです。その乞食の二人組がまだ、着かねえって番頭らが(かさ)を持って(むけ)えに行ったり、おかよたちは部屋に料理を並べたりで大忙しですよ。なんでも、金持ちのお得意さんらしくて、その乞食がね」

「ほう。この雨ん中、濡れて来りゃア、顔に塗ったくった墨も綺麗に流れちまって、襤褸をまとった別嬪姿ってえのも、なかなか(おつ)なもんだろう」

「へっ、まるで、京伝先生の読本(よみほん)に出て来るような話だ」と藤次がゲラゲラと笑った。

「うむ、乞食になった別嬪が(にっく)(かたき)と巡り会い、敵に殺された怨霊(おんりょう)が現れて、別嬪を助けるという趣向だな。今頃、京伝先生がくしゃみをしてるに違えねえ」

 津の国屋らが笑っていると、

「やったア、先生、やった、やった」と月麿が飛び上がって喜んだ。

「なに、謎が解けたのか」と皆が集まって来た。

「やっと、解けたぜ」

 一九は(ひたい)の汗を拭くと満足そうに笑う。

「さすが、先生。凄いわア」

 麻吉は一九の手を取って喜んだ。

「やはり、順番が問題(もんでえ)だったんだ」と言いながら一九は皆の顔を見回す。

「謎を解く鍵はこの題辞(でえじ)だ。歌の方にばかり気を取られて、題辞なんか気にしなかったから、なかなか解けなかったんだ。この題辞が歌の順番を表してたんだよ。本物の歌の通りに夢吉の歌を並べ変えてみるとこうなる」

 一九は自分で書き並べた歌を見せた。

「そして、上の句と下の句の頭の字を順番に読んで行けばいいんだ」



山路新樹

まおろし磯辺の松に吹たちて
       れてほたるの色にみゆらん

郭公幽

けりあふ草のむらむらをく露や
       そふ水あらばいなんとぞ思ふ

海辺夏月

らさめのすきたつ山のみねこえて
       すかに名のるほととぎすかな

五月雨

もしらぬ草木あまたに茂あひて
       らねに今朝は雪そ降りける

夏草夕露

にしえにちきりをきにし閨の戸も
       ねはしり火に心やけをり

馴増恋

らさりき露の情になれし葉の
       るゝに袖のぬれんものとは

契後隠恋

もはなをかさなる山のをちこちも
       きかふ袖もまれのたひ人

別後恋

みわけて木曽路の山のけはしきに
       にけん秋を知る人ぞなき

旅行友稀

くからぬ人にそひねのきぬぎぬは
       けやらぬ夜の人のつれなさ

寄湯祝

するなよこの谷かけの出湯こそ
       へも老せぬくすり成けり



「やくしさむかなしいむしなくゆふへにあわむ‥‥‥薬師さん、悲しい虫鳴く、夕べに会わん」

「夕方、薬師さんで会おうっていう意味だな、先生」と月麿が嬉しそうに聞く。

「多分、そうだろう」

「やったぜ、先生、やっと、夢吉に会える。畜生、やっぱり薬師さんだったのか」

「おい、月麿、もう夕方だぞ。早く行かねえと夢吉は(けえ)っちまうぞ」

 津の国屋が言うと、月麿は驚いたように外を眺めた。

「あれ、もうこんな暗くなっちまったのかよ。夢吉、待っててくれよ」

 月麿は勢いよく飛び出して行った。

 月麿と入れ違いに新三郎が入って来た。

「あら、若旦那も先生と一緒に山奥まで行ったんですってね」

 新三郎は冴えない顔をして一九を見たが、豊吉に話しかけられて、一九に声を掛けられなくなってしまった。

「ほら、月麿さんが飛んでくわ」と麻吉が広小路を見下ろしながら笑った。

「先生、俺たちも御対面の見物に出掛けるか」と津の国屋が言う。

「そうだな。夢吉がどんな顔して現れるか、ちょっと覗いてみよう」

 一九らはぞろぞろと雨の中、薬師堂へと向かった。





豊吉

豊吉








冗談しっこなしの創作ノート

1.草津温泉の年表 2.十返舎一九の年表 3.文化五年、六年の出版状況 4.文化五年、草津温泉の図 5.文化五年の草津温泉の様子 6.湯本安兵衛の湯宿 7.喜多川歌麿の略歴 8.喜多川月麿の略歴 9.山東京伝の略歴 10.艶本一覧 11.「草津温泉膝栗毛 冗談しっこなし」のあらすじ、主要登場人物




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